心通院について

About

寺院概要

山号

大圓山

院号

心通院

宗派

曹洞宗

本尊

釈迦牟尼佛

開山

学英宗益 大和尚

開創

永禄9年(1566年)

住所

〒326-0808 栃木県足利市本城1丁目1742

足利七福神 寿老人

心通院は足利七福神めぐりの社寺の一つでもあり、長寿、富貴、招福の寿老人を祀るお寺です。

足利の七福神めぐりは、昭和17年、まちの繁栄と家運の隆昌、健康増進を願って生まれました。第2次大戦中は中断されましたが、昭和50年頃からの七福神ブームに刺激され、昭和62年正月に復活しました。

長尾氏墓所

心通院は足利城主・長尾氏の第5代・政長が両親の菩提をとむらうため、永禄9年(1566)に建立しました。 開山は長林寺7世の学英宗益 大和向です。(曹洞宗)

3基の宝筐印塔は北から 「心通禅空居士(長尾政長)永禄12年(1569) 7月15日」、 中央に「嶺叟禅東庵主(長尾憲長:政長の父)天文19年(1550) 3月24日」、南に「繁興理栄大姉(政長夫人) 天正6年(1578)9月21日」の順に並んでいます。

高さはそれぞれ、 105cm 、102cm、 86cmを測ります。


〔昭和46年11月19日 市指定〕


紙本著色 長尾政長像
[戦国時代]

御座に凛々しく座る武将の絵です。口元を引き締め、右前方を見つめるたたずまいから、気品と風格が感じられます。白、青、赤の着物を重ね着し、その上に花模様の灰色の上着を羽織っています。

長尾政長は長尾氏5代目の当主です。父・憲長、祖父・景長ともに画業に秀で、これは政長の自画像と伝えられています。

地方武将の肖像画としても、その完成度からも貴重な文化財です。


〔昭和12年8月28日 国指定重要美術品]

曹洞宗 大圓山 心通院

0284-41-3202

栃木県足利市本城1丁目1742